筋トレとピラティスの効果の違いとは?初心者にもわかりやすく徹底解説
- 2025年12月20日
- 読了時間: 4分

「筋トレとピラティスって、結局どっちがいいの?」「ダイエットや姿勢改善にはどちらが向いているの?」
最近、このような疑問を持つ方が非常に増えています。ジムやピラティススタジオが増え、選択肢が広がった一方で、違いが分かりにくいという声も多いのが現状です。
本記事では、
筋トレとピラティスの基本的な考え方
体への効果の違い
向いている人の特徴
専門家・研究データに基づく根拠
をもとに、初心者にも理解しやすく、かつ専門的に解説していきます。
そもそも筋トレとは?
筋トレ(筋力トレーニング)とは、筋肉に負荷をかけて筋力や筋量を高めるトレーニングのことを指します。ダンベル・バーベル・マシン・自重などを使い、筋繊維に刺激を与えることで筋肉を成長させていきます。
筋トレの主な目的
筋力アップ
筋肥大(ボディラインの変化)
基礎代謝の向上
体脂肪の減少
パフォーマンス向上(スポーツ・日常動作)
筋トレの特徴
外から「重さ」という負荷をかける
筋肉単体への刺激が強い
見た目の変化が比較的分かりやすい
筋トレは「鍛える」という言葉が最も当てはまる運動です。
ピラティスとは?
ピラティスは、20世紀初頭にジョセフ・H・ピラティス氏によって考案されたエクササイズメソッドです。元々はリハビリや姿勢改善を目的として発展しました。
ピラティスの主な目的
姿勢改善
体幹(インナーマッスル)の活性化
呼吸機能の向上
動作の質の改善
痛み・不調の予防
ピラティスの特徴
呼吸と動作を連動させる
インナーマッスルを重視
関節や背骨の安定性を高める
身体の「使い方」を整える
ピラティスは「整える」という表現が非常に近い運動です。
筋トレとピラティスの決定的な違い
比較項目 | 筋トレ | ピラティス |
主な目的 | 筋力・筋量アップ | 姿勢・体の使い方改善 |
負荷のかけ方 | 外的負荷(重さ) | 自重・スプリング抵抗 |
使う筋肉 | アウターマッスル中心 | インナーマッスル中心 |
呼吸 | 意識しないことも多い | 非常に重要 |
ケガ予防 | フォーム次第 | 比較的安全性が高い |
即効性 | 見た目の変化が早い | 体感変化はじわじわ |
ダイエット効果の違い
筋トレのダイエット効果
筋肉量増加 → 基礎代謝アップ
消費カロリーが高い
体脂肪が落ちやすい
短期間で「体重」や「見た目」を変えたい場合は、筋トレが有利です。
ピラティスのダイエット効果
姿勢改善 → 代謝効率向上
無駄な力みが減る
内臓位置の正常化
体重よりも「ラインの変化」「痩せて見える体」を作るのが得意です。
姿勢・不調改善への効果
筋トレの場合
正しいフォームで行えば姿勢改善に役立ちますが、フォームが崩れると逆に肩こり・腰痛を悪化させるケースもあります。
ピラティスの場合
背骨の動き
骨盤の位置
呼吸パターン
を丁寧に整えるため、慢性的な不調改善に非常に相性が良いとされています。
科学的・専門的な根拠
ここで、信頼性の高い研究・専門機関の情報を紹介します。
筋トレの効果に関する研究
アメリカスポーツ医学会(ACSM)は、週2〜3回の筋力トレーニングが筋力・代謝向上に有効と提言しています。
出典
American College of Sports Medicine. ACSM’s Guidelines for Exercise Testing and Prescription
ピラティスの効果に関する研究
2016年のシステマティックレビューでは、ピラティスは慢性腰痛の改善、体幹筋の活性化に有効と報告されています。
出典
Wells C, Kolt GS, Bialocerkowski A. Defining Pilates exercise: a systematic review. Complementary Therapies in Medicine.
姿勢と呼吸の関連
正しい呼吸と体幹筋の協調が、姿勢制御に重要であることが示されています。
出典
Hodges PW, Gandevia SC. Activation of the human diaphragm during a repetitive postural task.
結論:どちらが優れているのか?
結論として、筋トレとピラティスに「優劣」はありません。
筋トレが向いている人
見た目を大きく変えたい
筋肉をつけたい
体脂肪をしっかり落としたい
ピラティスが向いている人
姿勢や不調を改善したい
運動初心者・ブランクがある
しなやかで動きやすい体を作りたい
現実的なおすすめは「組み合わせ」
最も効果的なのは、ピラティスで整えて → 筋トレで鍛えるという考え方です。
ピラティス:体の土台作り
筋トレ:筋力・代謝アップ
この順番で行うことで、ケガのリスクを抑えながら、最短距離で理想の体に近づけます。
まとめ
筋トレ=鍛える
ピラティス=整える
目的によって選ぶべき
両方を組み合わせるのが最適解
「何をやるか」よりも、今の自分に何が必要かを基準に選ぶことが、体づくり成功の最大のポイントです。
参考文献・情報源一覧
American College of Sports Medicine (ACSM)
National Academy of Sports Medicine (NASM)
Wells et al., Complementary Therapies in Medicine, 2016
Hodges & Gandevia, Journal of Physiology
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